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【2024/05/14 02:33 】 |
少子化
「日本の少子化」「女性の社会進出」で検索すれば多くの研究レポートにあたる。その通り一因だ、いや、安心して産める社会の仕組みが原因だ…こんなことは自明だと思っていたが、世間では違うようだ。

ふつう、研究とは様々な側面から光を当て、そこに見える事象を冷静に、かつ正確に分析することが求められる。しかし、人権、男女平等、平和に関係することとなると、ヒステリックなまでに思考が停止し、現実が正視できなくなり、時に断定し、時に糾弾する輩がワンサカ湧いてくる。
 
自明というのは、日本の少子化は女性の社会進出が一因である、とするのである。
 
仮に女性の社会進出が原因でないと仮定する。つまり女性が社会進出しても少子化とならないことを証明すればいい。そのような事例は世界に多くある。
http://www.fqmagazine.jp/6682/wlb_childcare_s/
 
出生率が向上しているところは、大抵当てはまっている。女性が社会進出しても、社会自体の制度が変われば出生率は向上するのである。左系の輩はここで「そうだー」と叫ぶであろうが、ちょっとよく読むと・・・
 
これは、社会制度を変えた結果であって、制度を変えなければ少子化とならないかどうかはわからないとするのが正しい。つまり、女性の社会進出が何らかの形で少子化に影響を与えている可能性があり、この命題は偽となる。だから自明なのだ。
 
要するに、左系の思考回路を持つ輩も、「女性の社会進出が少子化の原因の一つ」と認めたうえで、対策を打てばいいだけである。
 
脱線するが、社会進出=優秀さに男女の差はない、ということをいうアホがいるが、数学的には無意味である。なぜなら、優秀の定義次第で男とも女ともできるからである。
 
じゃー、少子化を止めるのなら女性は社会進出なんてしなけりゃいいじゃないか! そう、その通り。 論理的に言えば正しい。でもそれだけが答えじゃないこともまた自明である。
 
ただ、こういう正論が出てくれば困る人がいるから、「原因を伏せた」上で子ども手当だの、産休だの、育休だのという議論になり、無用な男女共同参画論争を助長してしまうのである。女性が社会進出しながら少子化防止対策を行うから社会制度が必要だと公言すればいい。
 
どんな社会制度が必要なのか?
 
手当の厚遇か、育児施設の充実か、夫婦の安定老後生活か、子供自身の将来か・・・
おそらく、全部だろう。少子化にどの程度影響を及ぼすかどうかはあるが、少なくともゼロであるとは言い切れない。だからすべて有効「だろう」としている。とはいえ、全部やっても追いつかない可能性だってある。そうなれば、最後は国民一人一人の良識に頼るしかない対策がないともいえる。
自分の家族をどうするか、ある程度突き詰めるならば、この国をどうするか、ということになる。
 
ある程度と書いたのは、突き詰めすぎると左翼が大好きな「地球市民」となってしまい、日本の少子化? 世界は少子化ではありません! 人口が増えすぎて貧困対策のほうが重要です、男女平等が大事です、人権が~ となってしまうからだ。
 
戦前は「国」として目標があった。「富国強兵、殖産興業、産めよ増やせ、打倒鬼畜米英!」 戦後は「米英に追いつけ追い越せ」 いい悪いは別にして、「国」のために国民が明確な目標を持てた。だから、その目標に向かって個々が考え、工夫し、そして励んだものだ。
 
今はどうか・・・残念ながら今は国のために何かをするという目標は皆無となってしまった。「少子化が国力低下? だからそれが何? 自分にどう関係あるの? なんで国のために?」
 
1億2千万人の人口が8千万人、今の3分の2になっとき、「国」に何が起こるのか・・・
 
渋滞がなくなっていいや、満員電車がなくなるんでしょ? 土地が広く使えるじゃない・・・ ゆとり世代なら考えそうなことだ。 渋滞? 車を買えるだけの経済力が残っているのだろうか。満員電車? 電車で通勤するような会社があるのかわからない。 土地? インド人、中国人がすべて買い占めているんじゃないか。 世界に向けての発言力もなくなり、ドナーではなくレシピエントになっているかもしれない。ある程度経済発展しているが世界に影響を与えない国、、、今でいうならオランダとかベルギーレベルなのかもしれない。もしかしたら、公用語が中国語になっているかもしれない。 
 
今必要なことは、超高齢化社会が今後どうなるか、シミュレーションを公開することだ。漠然としたものでは駄目である。そのうえで出生率の目標値を掲げる。現実がより身近になれば、皆が良識を持つようになるとおもうのだが・・・
 
人間五十年、下天のうちを比ぶれば、夢幻の如くなり。ひとたび生を得て滅せぬもののあるべきか

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【2012/02/15 14:32 】 | 政治 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
武田先生
天下の武田先生のエッセイである

<地震と研究費>  
東大70%、京大28% 首都圏を襲う次の地震が起こる確率について、東大は最近、「4年以内に70%」と発表したが、京大は昨日、「5年以内に28%」と発表した. このことだけで、1)地震予知はそれほど進んでいない、2)研究費が多く来るところは予報が悲観的になる、という傾向が見られておもしろい. 首都圏に地震が近いということになると、東大は研究費が増額されるが、京大は関係がない。 つまり、このブログでも書いたように、どの地震が先に来るかは地質学より、「お金学」の方であることがまた一つ証明された.情けない!

***

たったこれだけのことで「お金学」と断言してしまう・・・
この先生の論理はこの手の「一を聞いて十を推理する」パターンである。

「研究費が多ければ予報は悲観的である」

笑うしかない、、、



【2012/02/02 15:22 】 | 教育 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
2012年 多摩大会(女バス) その2
1回戦が先週行われ、
今週は2回戦、3回戦が行われる。
来週からはシード校も続々登場する。
200校以上が参加するトーナメントって 田舎の県大会よりデカイ。。。

さて愛娘登場、祝初戦突破!
でも次は厳しいかなぁ~


■2月5日(日) 会場別対戦カード

東村山六       麻布六 
南多摩                増戸
立川二              つくし野 
東京電機            東京純心女子
 
武蔵野一             武蔵野女子       
 
青梅西                 武蔵村山三
清瀬四               武蔵野東
狛江四                 東村山七
 
石川                     調布五
創価                     新町
武蔵野二           和田
東村山二           府中八
 
由井                   国分寺四
上水                   青陵
小平一               成瀬台
あきる野西         府中七
 
国分寺三           武蔵村山四
瑞雲                   三鷹一 
調布                   穎明館
国分寺五           青梅一

浅間                   福生一
八王子六           明星学園
和光                   府中六
狛江三               聖ヶ丘
 
由木                   三鷹二
東村山四           立川九
横山                   中央付属
忠生                   東大和五
 
武蔵高校付属   東村山三
小山田               上柚木
府中四               稲城五
宮上                   桐朋女子
 
福生三               狛江二
東愛宕               吹上
平山                   日大三
国立一               楢原
 
調布七               城山
ひばりヶ丘         稲城四
福生二               府中一
三鷹五               武蔵村山五
 
武蔵野六           清瀬二
下里                   松木
明保                   花小金井南
多摩辺               七国
 
拝島                   桜美林
大久野               立川七
堺                       東大和一 
三沢                   早稲田実業
 
東久留米南       大阪上
恩方                   町田一
日野二               浅川
武蔵村山一       三鷹三
 
日野一               清瀬
柳沢                   明大中野八王子
みなみ野             瑞穂
武蔵村山二       吉祥女子
 
府中二               田無四
町田南               立川国際
            
武蔵野四           啓明学園
立川五               府中十
鶴川二               小金井緑
小平六               青梅三
 
晃華学園           東大和四
椚田                   田無一 
立川四               明大明治
府中五               中山
 
久留米               小平三
立川八               帝京
保谷                   立川一
青梅泉               町田二
 
昭和                   東大和三
小金井南           三鷹四
国立二               武蔵野三
八王子三           霞台
【2012/02/01 16:10 】 | スポーツ | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
マルチを想う・・・
つい先週のこと・・・
 

以前勤めていた会社の友人Fから突然「会おう」と誘いがあった。
ちょくちょく東京にはきているらしい。
 
渋谷 朝8:30 

ハチ公口から歩いてすぐの茶店の二階に陣取った
どうも下見をしていたのか、それとも前日も使ったのか
メニューやトイレの場所などよく知っていた。
 
本当は日本酒でも飲みながら、と思っていたが
何でも、昼からは「セミナー」に参加するらしい。
何のセミナーかは知らないのだが、しきりに一緒に行こう
と誘ってくる。
 
同期の〇〇が今どこに駐在している、とか××がもうすぐ帰国だとか・・・
以前の会社は売上も人員も大企業なので、同期だけでも半端なく多い。
自分のように落ちこぼれてスピンアウトした人間もいるが、
たいていの奴は偉くなっていて、もう自分なんか下郎など相手にすらしてもらえなくなっている…
 
1時間半くらい話しただろうか?
おもむろにFが自分自身の話を始めた。
鬱で二回休職したらしい。
自分が在職中も、Fは会社に無断で実家へ帰ってしまったことがある…
今でこそ鬱病やパニック障害なんてメジャーなんだが、
当時は単なる怠慢としか思わなかった。
最愛の奥さんを射止めた直後だったのだろうか、それが復帰を促した・・・ 

今、会社の自分のポジションはなくてもいいようなところらしい。
上司ともウマが合わないみたい。
居場所がないみたい

なんだ、俺と同じじゃねぇか!
自分も心が病んでいるんで、
Fの状況はよくわかる。。。

 
が、そこからが痛かった・・・・・・・・・・・・
 

奥さんがのめり込んでいた「サイドビジネス」に自分も嵌まってしまったのだそうだ。

何でもある製品を口コミで広め、ディストリビュータとして仕入販売をしているそうだ。
今はキッチン洗剤や空気清浄器などを自分の知り合いを中心に販売しているそうな。
そこでグループを形成し、グループとしての販売実績がポイントとしてたまり、還元される。
宝石の名をあしらった「格付け」が上位になればなるほど、その還元が多くなる仕組みだ。
 
・・・って、マルチそのものじゃないか? 
マルチという言葉がネガティブに聞こえるのであれば、
あえて日本語にすると「連鎖販売取引」そのものじゃないか・・・
 
iPadを鞄からだしてきた
A社の会社プロフィールが表示されていた
A社の素晴らしさが語られ始めた
A社の販売システムが紹介され始めた
今度は自分のポジションを説明しはじめた
その商品、流通、グループ、これらが如何に優れたシステムかを力説し始めた・・・
 
ただ如何せん、プレゼンがお世辞にもうまいと言えない
棒読み、どもり、「えーと」の連発・・・
おまけにiPadがスムーズに動かない。
これでは、「ブランド」という大きな看板を背負っている本業ですら、
客へのプレゼンは難しいだろうな、と思いつつ、
せっかくなので一生懸命聞くふりをした。
 
実のところ、A社のプレゼンを生で見ることができてメッチャうれしかった。
噂にはさんざん聞いていたし、ネットでも超有名なA社、
そのA社のプレゼンが目の前で見られるとは。。。

そろそろ定番の三点デモかな・・・と思っていたら
 


やっぱり三点デモだった。
 
中くらいのキャリーバックの中からは
20cm×10cmくらいの手鏡が出てきた
何やら、洗剤がでてきた・・・
何やら、サラダ油らしきものがでてきた・・・


キタ━━(━(━(-( ( (゚∀゚) ) )-)━)━) ━━ !!!!!


 
「♪はい、よってらっしゃい、みてらっしゃい、こちらにとりいだしたる洗剤は~♪」
「あ、さて、あさて、さてさてさてさて♪」
 
こんな名調子が聞こえてきそうな雰囲気なんだが、
可哀そうに、しどろもどろで途切れ途切れのオンパレード。
 
鏡に油を小さじ1杯分くらいたらし、洗剤がどれだけ油を分解するかのデモのようだ。
 
「鳶タツは理系やなぁ? 化学?」
「いいや違うけど・・・」
どうも、化学を専門としていると都合の悪いことでもあったのだろうか、安堵の表情。
 
続いて
「血液型は?」
「A型」
「A型か~、 じゃーキッチリ同じ分量にしとかないと気になるな~」
と何かに取りつかれたように言うので、
「それもマニュアルに書いてあるんか?」  と思わず言ってしまった・・・
「えっ? あっ、あ、あ、そうそう」
と、どもりながらデモを続ける。
 
社名隠しもしていない「ライオン」の洗剤
そしてA社のロゴ入り洗剤
この二つを油の上にたらし指でかき混ぜ始めた
 
「あーら不思議」
ライオンの洗剤は油と反応して白い塊に、A社製は油がきれいに分解していく・・・
「この白い塊が環境に悪い、それにくらべA社製はきれいに汚れを落とし、自然分解している」

 
ドヤ顔  キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
 

そもそも天然成分100%で環境負荷ゼロの洗剤と言うのがあるのだろうか?
合成洗剤をつかっている限り、たとえ少量でも環境に負荷を与える。
まして、ライオン製の洗剤を水と一緒に使わず、原液だけで使おうものなら、
どの洗剤でも同じ現象が起きることくらいいまどき小学生でも知っている。
A社の洗剤はまさに水で薄めてあるから、油分解時の塊が出なかっただけである。
 
とはいえ、こんなイ〇チキなデモを、貴重な休日を壊してまで見るつもりもなく、
ましてA社なんて知らないわけがなく、そのからくりは一般社会人なら殆ど知っているのではないか。
 
山岡「消費者担当大臣」はこのA社「擁護」で自身の首が飛んでいる。
あくまで「合法」と言い切っているが、消費者庁自身が「連鎖販売取引」の注意勧告を行っていて、
その先頭を切るのが消費者大臣で、その大臣自らが連鎖販売取引を推奨している・・・
こんなバカげたはなしはないのだが、民主党ではこれがスタンダードなのだ。
 
いずれにせよ、自分の限られたルート内を必死で営業する姿は見ていて痛々しくなる。
「本社」で行われるデモにも参加させようとしているのだが、ノルマがあるのだろうか・・・
 
参考までに、本業の規定を聞いてみると、A社に所属しているのではなく、
個人事業主(農業、アパート経営、実家の稼業の手伝いと同じ扱い)なので、
本業の社則には抵触しないそうだ。
 
副業の場合(本の出版、稼業等)はきちんと会社に申告する義務があったのではないか、、、
と余計な心配をしてあげたら 「やっぱりマズイかなぁ~ 実のところちょっと不安なんや」とのこと。
(以外に効いた・・・)
 
それ以上に代えがたいものがあるようだ。
休日は買い物くらいしか行っていなかったのに、販売という新たなチャレンジができた。
セミナーや研修を通じて、いろんな人と友達になれた。
すごく充実しているとのことだ。
 
年収1000万円、いやそれ以上を目指す・・・
あんな退屈な(本業の)仕事、だれからも認められない仕事なんてとっととやめてやる!
 
目標ができてよかったじゃないか!
 
A社のディストリビューターをしている人は、大なり小なり自分の友人関係を壊してしまっている、
とよく言われる。何人か知っているが、実際儲かるなんてことはなく、もがき、苦しみ、
友達を一人、二人と失っていると聞く・・・

Fは社交性もあるから、そうはならいだろうが・・・

目標ができて、よかった! としか言いようがない。
【2012/02/01 15:48 】 | 宗教 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
学校長の天下り支援 ~朝日新聞、司法を叱る~
毎年恒例となった朝日新聞の日の丸、君が代反対キャンペーンが卒業式シーズンを間近に控えたこの時期、堰を切ったかのように連日掲載されている。あたかも節分やバレンタインなどのイベントに小売業が商品や宣伝を投じてくるかの如く、一気呵成にキャンペーンを行っている。論理的なキャンペーンならまだ読んでいても、「なるほど、そういう視点もあるのか」と一考に値するものであるが、最近の論説はどうも感情論が先行しているのがよく分かる。

***

校長の「反乱」―教委の強圧を許す司法 朝日新聞2012年2月1日社説

 判決理由からは、いまの学校現場への深い洞察は読み取れない。民主社会でなにより大切にすべき「精神の自由」への理解も、うかがうことはできない。

 がっかりする判決が東京地裁で言い渡された。

 東京都立三鷹高校の元校長、土肥信雄さんが都に損害賠償を求めた裁判の一審は、土肥さんの全面敗訴で終わった。

 3年前、定年退職後も引き続き教壇に立ちたいと望んだが、都教委は認めなかった。790人が応募し、768人が合格したのに、不適格と宣告された。

 土肥さんはどんな校長だったのか。裁判をとおして明らかになった姿はこうだ。

 何百人もいる生徒の名前を覚え、声をかける。社会的リーダーの育成を目標に掲げ、補講のコマ数を増やす。定時制クラスにも顔を出し、さまざまな事情を抱える生徒と交流する。

 保護者や地元有識者らがしたアンケートでは、生徒の85%、保護者の95%が「この高校に入学して良かった」と答えた。

 だが、都教委はこうした評価には目を向けず、土肥さんのふたつの行動を問題視した。

 ひとつは、職員会議のメンバーに挙手や採決で意思表示させるのを禁じた都教委の通知を批判し、メディアの取材にも応じたこと。もうひとつは、教員の評価方法をめぐり、やはり都教委に異を唱えたことだ。

 どちらも組織の一員としての立場をわきまえず、協調姿勢に欠けると判断した。

 都教委は挙手・採決禁止の理由を、学校運営の決定権は校長にあり、職員に影響されてはならないからだと説明する。通知は6年前に出されたが、追随した自治体はない。

 これに対し、土肥さんは「最後は校長の私が決めるが、挙手で意見を聞いてなぜ悪いのか。職員がやる気を失い、教育現場から議論がなくなる害の方がずっと大きい」と唱えた。

 だからといって、会議で挙手させたり採決したりしたわけではない。「悪法も法」として、通知自体には従っていた。

 どちらの意見や対応が教育の場にふさわしいか。土肥さんだと言う人がほとんどだろう。

 それなのに東京地裁は、再雇用は都教委に幅広い裁量権があると述べ、不採用を追認した。

 力をもつものが異議申し立てを許さず、定年後の生活まで人質にして同調を強いる。こんな行きすぎを押しとどめるのが、司法の役割のはずだ。

 息苦しい学校は、物言えぬ社会に通じる。そこからは明日をになう活力は生まれない。
 
***
 
要約すると、
1) 学校長経験者の定年退職後の「天下り」採用を巡る裁判について、不当である
2) 学校長が採用試験に落ちたのは、現役中に都教委の二つの指示に絶対服従しなかったからだ
3) そもそも都教委の指示は言論封殺であり、朝日新聞社は容認しない
4) 容認しないのは朝日だけではなく、東京以外の教育委員会も同じだ
5) 個人の思想、考えを否定する都教委の判断を「裁量範囲内」とした裁判所の判決は、到底容認できるものではない
 
自分の考えに合う判決は「正しい」、そうでないものは「不当だ」とする朝日の主張は何十年も変わっていなく、怒り、嘲笑、憐みを通り越して「よかった~ こういう人間にならなくて」と安心する材料になっている。本当に典型的な左翼の思考回路だ。
 
790人が受験し、768人が合格した。
そもそもこの合格率が異常そのものではないか? 都教委の指示を無視したことで、在任期間中に不当な扱いを受けたならまだ分からなくもない。本社からの指示を、それはオカシイのではないか!と訴える民間企業戦士はたくさんいるが、在任期間中に不当な扱いを受けている。それが民間だ。翻って、この校長の訴えは頓珍漢なもの以外なにものでもない。合格率97%とはいえ、「受験」に失敗した人が22人いるわけだ。自分だけが不当におとされたと言い切るその根性、他の21人に失礼である。まして落とした理由が納得できない!とはもはや社会で生きていくのに不適格であり、都教委の判断は当然すぎる。自分たちもさんざん「内申書」という本人には見えない「査定」で人の人生を左右させているのである。その自覚がない人間が再就職とは片腹痛い。教科の知識があるのなら、塾の講師を務めることもできる、論文を書いて大学講師ということもできる、地域では「校長」の肩書でちやほやされ、自治会長なんかもできる。。。 一般人から見れば、退職金も貰い、普通の人の倍以上の共済年金も貰い、なにを贅沢ゆうとんねん! である。
 
それを、社説で取り上げないといけないくらい切羽詰まった朝日新聞。この厚顔無恥さは「あっぱれ」だ。がんばれ朝日! 反石原、反橋下、反自民、反民主主義、反資本主義…
【2012/02/01 11:48 】 | 朝日 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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