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土日に電車に乗っていると、大きなバッグを肩からかけた、高校生より一回り体の小さい中学生らしき集団をよく見かけます。練習試合にでも出かけるのでしょうか、ピリピリした雰囲気もなく、無邪気な会話が清々しく思えます。
ふと、今はどんなスポーツが人気なんだろう、と思ってウェブで調べてみました。 それが以下のの表です。 本当は経年変化を調べれば世相が反映して面白いのでしょうが、これだけでも十分面白い数字です。 ■全国中学校 競技別人口 (2011年)
こんなもんかなぁ~ と思いつつ、なぎなた? 弓道? ホッケー? フィギュア? 中学生からなんて渋い!と思ってしまう。あれだけテレビやCMを騒がせている日本のお家芸、女子レスリングの競技人口が女子相撲部員より少ないなんて、面白いじゃないですか…というより渋いねぇ~ 意外なのは、男女とも軟式テニスが人気の上位に位置し、全体で堂々の1位であることです。そんなイメージはなかったんですけど、てっきりバスケが1位だと思っていました。 もっと意外なのは、野球が男子の中でまだ一番を保っていることです。てっきりサッカーに抜かれていると思っていました。そんな話を娘にしたら、娘曰く、本当にサッカーがうまい子はサッカー部入らないんだそうです。なんで、って聞くと、学校の部活に入ればJユースやクラブチームでの練習ができなくなるからだとか。学校では幽霊部員として文化部に入り、授業が終わればすぐにクラブと塾に直行、1日も休みがないらしい。な~るほど。 逆に、バスケやバレーなんかはクラブチームが少ないので、中学校の部活として力を入れているようです。娘がバスケ部に入っているのでたまに試合を見に行くことがありますが、普通の中学生がやっているバスケと、専門的に指導され一挙手一投足が明らかに違う強豪校とでは別のスポーツをやっているかの如く、全く試合になりません。バスケやバレーは指導者次第で上手くもなり、下手にもなると聞きますが、これほどまでの差が中学生レベルでついているとはスゴイものです。 だから、優秀な顧問やコーチがいる学校には私立、公立関係なく生徒が集まり、公立の場合は住民票を移してまで越境入学をさせています。私は越境自体、全く悪いこととは思っていません。高校になれば当然ですから。が、もともとその地域に住んでいて、中学校から始めようと思っている生徒にとってはラッキーではなく、敷居が高くなりすぎてしまいます。また、これら顧問、監督、コーチは例外なく「聖職」としての教員とは思えない態度と言動がみられます。他校の父兄も応援に駆け付けている試合ですら、椅子にふんぞり返って座り、893紛いの言葉で「指導」と称する「恫喝」をしている光景はいいものではありません。加えて、親の支援体制は私学より厳しく、まるで大学の体育会の如く「完全ヒエラルキー化」し、北朝鮮にも負けず劣らない一糸乱れぬ拍手や顧問の教員への賞賛は見るに堪えません…わが子を思う気持ちは理解できなくもないですが、ヒエラルキーは行き過ぎでしょう… 来週からの多摩大会が楽しみです。 さてうちのお嬢様はどうなんでしょうか… PR |
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