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こうも毎日呆れ返るネタがあるものだ、と感心している。 今日は岡田・・・
*** 消費増税「世論が変われば野党も…」 毎日新聞1月26日(木)0時50分配信 岡田克也副総理兼一体改革・行政改革担当相は25日、首相官邸で毎日新聞などのインタビューに応じた。税と社会保障の一体改革をめぐる与野党協議につい ては「世論が変われば野党もかたくなな姿勢を維持するのは難しくなる」と消費増税への国民の理解を得る重要性を指摘。「引き上げ前にやるべきことがあると いう思いが国民にある」とも述べ、行政・政治改革に取り組む姿勢を強調した。 野田佳彦首相が消費増税を争点にした衆院解散・総選挙も辞さない考えを示唆していることに関連し、民主党が大敗した05年の郵政選挙を「ひどい選挙だった。自民党は郵政民営化をすればバラ色というマニフェストで選挙をした」と振り返って自民党を批判。「きちんと説明すれば(有権者に)分かってもらえると いう信念で政治家を続けている」と述べ、消費増税の必要性を丁寧に説明したうえで衆院選に臨む可能性を否定しなかった。 公明党が消費増税協議の条件として年金制度の抜本改革案を示すよう求めていることについては「協議が可能になるか確認することが大事だ」と野党側の対応を慎重に見極める考えを示した。 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題では「外相の時に関わった責任もある。副総理としてさらにお役に立てればという気持ちが強い」と自ら沖縄側の説得に乗り出す意欲を示した。【野口武則】 *** 副総理に任命されてすぐ野党に挨拶に出かけ、「何とか事前協議に応じてほしい」と頭をさげたかと思えば、もう陰口をたたいている・・・ よりにもよって2005年の郵政民営化を争点とした衆院選挙を引き合いにしているからお笑いを通り越している。自民党だって郵政を民営化すればバラ色になると言っておきながらバラ色にならなかった。民主党のマニフェストを批判するな、と開き直ってしまった。仮にも日本国の「副総理」が・・・である。いったいいつまで「ジミンガ-」は続くのだろうか。自分の非を、他人もそうだからと開き直るのは、人間として終わっている。 そもそも、自民党は郵政利権にメスを入れることは痛みを伴うと宣言し、頑張るやつとそうでないやつは自ずと結果が違うことになる、と格差が生じることすら指摘したうえで選挙を戦い勝ったわけである。デメリットなど一言も触れず、政治主導、利権廃止、暫定税率廃止、天下り廃止、コンクリートから人へ、埋蔵金発掘、無駄の廃止と現実離れしたことばかりを並べ、「不偏不党の精神」などまるっきり無視したメディアと一体となって「政権交代こそが最大の景気対策」などとバラ色の政治を言いふらして国民を完全に騙している民主党とは全く同一ではない。 それよりも、国民が納得すれば自民も協議を拒否し続けることはできない、と、何とも頓珍漢な理屈を並べている。だいたい、国民が納得するのであれば自民に理解してもらう必要はないではないか。 それにしても恐ろしいといえば、朝日、毎日、読売、日経、NHK、TBS、テレビ朝日、日テレ、フジ、殆ど全てのメディアが一斉に「自民は消費税増税の事前協議に応じろ」「そもそも自民が消費税増税を言い出していたんだろうが!」「事前協議を拒否するのは政局を企てているとしか思えない」と同じ論調を繰り返し報道していることである。読売に至っては「事前協議を談合という人がいるが、それなら公開でやればいい」なんてことも言っている・・・五郎さんも所詮サラリーマンなんだなぁと思ってしまう・・・ 自民の中でも次の選挙で危ないやつなんかは「なんでも反対ではなく、対案を示しすべきだ」などと、意味不明のことをほざいている。 そもそも、民主党が示しているのはあくまで「素案」であって、単なる民主党のたたき台みたいなもの。そのたたき台すら民主党内で異論があるわけで、「法案」として国会に提出されたものでないので対案もくそもない。 ただ、自民党の谷垣さんは、参院選挙で公約した消費税増税案を党の方針として掲げているので、その案と今の民主党の素案の違いははっきり示さなければならない。 しかし、よく考えれば本当におかしなことである。野ブタは「国会」の施政方針演説で、野党との事前協議を懇願している。岡田は「副総理」という肩書で事前協議を呼びかけている。いつから行政府と立法府をごちゃごちゃに語るようになったのだろうか? 一日も早い解散総選挙を求めるものである。 PR |
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